犬を飼う、という事は大切な家族の一員が増える、という事です。犬は玩具やアクセサリではありません。命あるものです。犬の出産、避妊手術、予防接種について基本的な事だけでも覚えておきましょう!
犬の妊娠の兆候として妊娠中期頃からの体重の増加があります。妊娠は獣医の触診にて判明します。出産までの期間の約63日間での準備が必要となってきます。緊急時の為の車や出産箱の準備、多頭飼いの場合は、別々に離す練習も必要です。また、先に産まれた子犬を入れる保温箱も必要です。準備が整ったらいよいよ出産です!交配後、第58日目以降は雌犬の体温を毎日3回測定します。出産2、3時間前に雌犬の体温は急激に低下します。出産直前にはエサも摂らなかったり、ひどく喘ぐ事もあります。陣痛が1時間位続いても仔犬が生まれなければ少し歩かせましょう。陣痛が3時間以上続いても仔犬が生まれない時は、獣医に連絡しましょう。陣痛が正常だと攣縮の間隔が短くなり、力みだします。その後、水嚢が出て破水し、仔犬が生まれます。そっと臍の緒を引っ張り胎盤が出てくるか確認します。自分で仔犬をきれいにする場合は仔犬の口と鼻を覆っている水嚢を取り除きます。仔犬をさかさまにし、羊水や粘液を鼻と喉から吐かせます。乾いたタオル等で仔犬が泣く位こすります。こうする事で、仔犬が呼吸し始めるのを助けます。
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避妊の手術方法は病院によって2種類あります。一つは子宮だけを摘出する方法で、子宮は残して卵巣だけを摘出します。子宮と卵巣、どちらも摘出する方法と効果も手術後の弊害も大差がなく、切開する部分が少ない為、雌犬にかかる負担も少なくて済みます。もう一つは子宮と卵巣、どちらも摘出する方法で、現在広く行われているのがこの避妊法です。卵巣のみの摘出と比べて、摘出しなければならないものが多いために切開する大きさも広くなり、血の出る量も多くなります。どの避妊方法が合っているか獣医に相談してみると良いでしょう。避妊の費用は病院によって異なりますが、だいたい2〜3万円が平均的な値段となります。市町村によっては助成金がでている所もあるので確認してみると良いでしょう。また、避妊手術のメリットとしましては乳腺腫よう、子宮蓄膿症、卵巣腫ようなど性ホルモンの異常により起こる病気の予防になる事が挙げられます。何より不幸な犬を増やさないためにも、望まない妊娠を防ぐ為にも、愛犬の出産を望まないのであれば避妊手術を受けさせる事をお勧めします。
犬が予防接種を受けた場合、効果が持続する期間は約1年間とされます。接種には何種類かの混合ワクチンがあります。基本となるのは、犬パルボウイルス感染症、ジステンパー、犬パラインフルエンザ、犬アデノウイルスT型の5種類です。現在、狂犬病を除いて、混合ワクチンを接種する事が多いです。狂犬病について、日本では「狂犬病予防法」という法律を定めており、生後91日以上の犬には「登録」と「狂犬病予防接種」が義務付けられています。登録は一生に一度で、初回の狂犬病接種時に手続きをし「犬鑑札」というプレートが交付されます。また年度毎(4月〜3月)に予防接種をします。接種しなかった場合は20万円以下の罰金に処せられます。接種すると毎年度毎に変わる注射済票が発行され、その年度に接種した証明にもなります。狂犬病は人と動物が共通に感染する病気の中で最も恐ろしい病気と言われております。登録・予防接種は必ず受けて下さい。なお登録は市区町村役場、保健所、動物管理センター等で行います。引っ越した場合は新しい地域での鑑札と交換する新しい地域での鑑札と交換する為届出が必要です。犬が死亡した場合にも届け出が必要です。
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