健康保険料の扶養制度と、健康保険料の計算について解説しています。
健康保険料の扶養制度はどのようになっているのでしょうか。扶養に入ったら健康保険料が高くなってしまうのではないかと不安に思っているケースが結構あると思います。実際には結論から言うと高くなったりすることはありません。毎年4月から6月にかけて受け持ちの社会保険事務所等に書類を提出して健康保険料が算出されます。
また扶養に入る人の数などで健康保険料が変わってくるというわけでもないので、もし高くなる可能性があるとすれば扶養者が臨時で給与が上がった場合など収入が増えれば健康保険料が高くなる可能性はあり得ます。
健康保険料が扶養に入ることによって逆にメリットがあるんです。それは例えば扶養に入る人が専業主婦であればその夫は配偶者控除を受けられるようになるため、最終的に年末調整のときに納めた税金が多く戻ってくると思います。
健康保険料の計算方法ですが、健康保険料=基礎賦課額(医療分)+介護納付金賦課額(介護分)という形になっています(平成19年度現在)。健康保険料は実際にその手続きをした日から計算されるのではなく国民健康保険に加入した手続きをとった月で計算される月単位なのです。現金納付の場合は最寄りの郵便局などで簡単に納めることができます。
健康保険料の算出方法は、前年度の納付者の収入を基準に計算されます。その際に均等割や家族割といったものが加算されて健康保険料は計算されます。収入には遺族年金や障害年金などの非課税の年金の所得は加算されないことになっています。市町村では非課税の年金所得を把握することができないためです。健康保険料は所得割・資産割・被保険者均等割・世帯別平等割という4項目をもとに決められています。
具体的に健康保険料を計算するときには、ある程度は求めることができますが細かい金額は場所に応じて異なってきますので役所・役場の担当の係に問い合わせてみるのが一番確実でいいとおもいます。
健康保険料の仕組みをしっかり把握することで、健康保険料の扶養制度や計算方法についての考え方がかわってきます。扶養に入ることによって健康保険料が高くなったりすることなどはまずありませんし、逆に配偶者控除によって大きなメリットを得ることができます。
健康保険料の計算方法を把握していれば、余計にお金を払ったりすることがなくなりますのでそのお金を他のものに回すことができますよね。私たちが生活していく上で必ず関わっていくことになる健康保険料はとても大事なものです。
これから少子高齢化社会がどんどん加速度的に進むことや年金問題を背景に、健康保険料の仕組みが変わっていくことが考えられます。しっかり把握してよりよい生活の向上にむけて頑張りましょう。